年賀状の2024発行枚数と推移を調査!元旦の配達枚数も合わせてグラフ一覧でご紹介

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2024年最新 年賀はがきの当初発行枚数と 元旦の配達枚数の推移表 年賀状じまいについて

2024年は年賀状が届いた枚数が減ったと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、年賀状の発行枚数と元旦の配達枚数の推移を調査し、20年間の変化をグラフでまとめました。

年賀状をはじめ、年々個人が郵便を送ることが減り、「年賀状じまい」という言葉も定着しつつあります。

実際、年賀状に対して世間の皆さんがどのように感じているのかも気になりますね。

2024年秋頃に、行われるハガキの値上げも影響しているのでしょうか。

年賀状の発行枚数と元旦の配達枚数の推移と合わせて、年賀状じまいについても調べたのでぜひご覧ください。

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年賀状の発行枚数と元旦の配達枚数の推移

年賀状(年賀はがき)発行枚数と元旦の配達枚数推移グラフ
発行枚数は郵便局HPで発表されている当初発行枚数
年賀状(年賀はがき)発行枚数と元旦の配達枚数推移一覧

2004年から2024年の20年間の推移を見ると、2008年と2009年を除いて毎年減り続けていることがわかります。

2008年と2009年の増加は、2008年6月に家庭用の小型簡易はがき印刷機「プリントゴッコ」が販売終了となったのことが影響しているかもしれませんね。

2019年頃から減少している枚数が増えているので、SNSやメールでの新年の挨拶が増え、年賀状離れが加速していると思われます。

ですがこのグラフを見る限り、2022年から2023年の減少と2023年から2024年の減少にさほど差はないように見えますね。

年賀状の当初発行枚数の推移について

年賀はがきの発行枚数は、15年連続で下がっていて2024年も前年比12.2%のマイナスとなりました。

郵便行政における最初の年賀はがきは、1949年に発行された1950年用のもので、当時の発行枚数は1億8000万枚ほどでした。

戦後、日本の経済復興や人口の増加に伴い年々年賀はがきの発行枚数は増えていき、1964年には発行枚数が10億枚を超え、1973年には20億枚を超えていました。

その後、発行枚数が減少する年も数年ありましたが、全体的に見れば2003年には40億枚を超えるほど増加していきました。

しかし、2003年の44億5936万枚をピークに増加するよりも速いスピードで減少していくこととなります。

2023年のピークを過ぎると、毎年減少傾向にあり、2008年・2009年の増加を最後にさらに減少していき、2024年の発行枚数は14億4000万枚とピーク約3分の1となっています。

年賀状の元旦の配達枚数について

年賀はがきの発行枚数と元旦に配達された枚数を比べると、どの年もおおよそ半分くらいの枚数が元旦に配達されているようですね。

 

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年賀状じまいについて考える

数年ほど前から高齢の方を中心に、終活の一環として「年賀状じまい」をする人が増え、さらに若い人や会社でも新年の挨拶にSNSを利用する人が増えてきました。

年賀状じまいをするとはどうゆうことなのか考えてみました。

  • 年賀状だけの繋がりを見直す

    師走になるとなぜか忙しくなる、そんな時期に用意する年賀状。

    普段は付き合いがなく、年賀状だけ出す人に書くコメントにも困って、ありきたりのコメントを書いたり、なんと書こうかと時間と労力をかけることに意味はあるのでしょうか。

    本当に自分にとって大事な人とは年賀状じまいをしても関係が続くと思いませんか。

  • 時間と気持ちにゆとりができる

    出すのであれば、元旦に届くようにしたいと思って、なんとか25日までに投函しようと思っていました。

    11月ごろから取りかかればいいのに、毎年12月20日過ぎても取りかかれないのが現実。

    その慌ただしさとプレッシャーからの解放は大きいと思います。

  • 新年の挨拶の新しい形

    年賀状を用意して、デザインを考えて、子どもがいたら写真を撮るなど、年賀状を出すにはいろいろ準備が必要です。

    それがメールやSNSを使えば、さくっと終わるんです。

    電話番号や住所を知らなくても、新年の挨拶ができてしまうところも手軽でいいのかもしれません。

    家で年賀状を作れば、かなりの確率で印刷ミスが起き、大事なときにインクが切れるなんてこともあります。

    それに、プリンターを使うのは年賀状のときだけ、なんていうご家庭もあるのではないでしょうか。

  • 企業でも年賀状を出さなくなっている

    昔は会社からも年賀状を出すところが多く、担当の方の負担も大きかったと思います。

    経費の見直しや、柔軟な考え方にシフトされてきて、メールやSNSで新年の挨拶を済ませる会社も増えてきています。

なんとなく風習だからとかみんながやっているからと、深く考えずに続けていることをもう一度見直すと、本当に大事なことが見えてくるかもしれませんね。

年賀状をやめてスッキリ

実際に年賀状じまいをした人の意見をまとめました。

「忙しい時期の”やるべきこと”がなくなって気持ちが楽になった」

「年賀状だけの関係の人へ気を遣うことがなくなった」

「年賀状を用意する時間や費用がなくなって他のことができるようになった」

など、年賀状を出すのをやめた人の意見としては、圧倒的に気持ちの面で楽になったという意見が多かったです。

年賀状をやめたいけどやめられない

毎年、今年こそは年賀状じまいをと思っても、なかなかやめられない人もいるようです。

「相手からは、毎年しっかりコメント付きで年賀状が届く」

「お世話になった人に、こちらからやめると言い出せない」

「子供同士の繋がりがあるので、出す人が増えていく」

やはり年賀状をやり取りする相手の中には、昔お世話になった人や相手との温度差がある人、また今の生活で付き合いのある人もいるので、難しい場合も出てくるようですね。

それに、この人は年賀状を出すのを続けてこの人は出さない、というのも気が引けるという意見もありました。

年賀状じまいとするのであれば、全て一度にと考えるかもしれませんが、自分の気持ちを整理しながら徐々に減らしていくのもいいのではないでしょうか。

年賀状を再開する人もいる

中には一度年賀状じまいをしたあとに、やっぱりお正月が寂しいとまた年賀状を出すようになる人もいるそうです。

年賀状の再開はマナー違反ではないので、自分の気持ちに素直になるのはいいことだと思います。

ただし、また年賀状を出すときは、相手に負担にならないように文面に配慮して出しましょう。

今回のまとめ

年賀状の発行枚数と元旦の配達枚数の推移を調べ、2004年から2024年までの20年間の変化をグラフでまとめました。

発行枚数と元旦の配達枚数ともに2009年から減少傾向にありましたね。

また2024年は2003年のピークと比べると約3分の1にまで減っていて、年賀状離れが加速していることがわかりました。

年賀状を出すことをやめたことで、気持ち的にスッキリした人もいれば、まだ年賀状の繋がりを大切にしたいという方もいらっしゃるようです。

年賀はがきの発行枚数は年々減っていますが、大切なものにエネルギーを注げるよう、それぞれの気持ちを大切に新しい年を迎えたいですね。

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