天気予報がバラバラなのはなぜ?理由とお天気情報元を解説

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お出かけやイベントの前は当日の天気が気になりますね。

そんなときに天気予報を調べると、テレビやアプリによって天気予報がバラバラ!なんて経験はありませんか?

あくまで予報とはわかっていても、少しでも正確な天気予報を知りたいですよね。

そこで

☀どうしてテレビやアプリによって天気予報がバラバラなの?

☀確率のいい天気予報はあるの?

こんな疑問にお答えしていきます。

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天気予報がバラバラなのはなぜ?

明日の天気が一方は晴れ。一方は雨。
テレビやアプリによってこんなに違うものなの?

理由は大きく2つあります。

1. 天気予報の自由化

2. 観測地点や集めているデータがそれぞれ異なる

からなんですね。

それではひとつずつ説明をしていきます。

天気予報の自由化

天気予報と言えば、昔は気象庁が発表したものしかなく、テレビや新聞などで私たちが目にする天気予報は全て同じものでした。

しかし1993年に天気予報が自由化されたことによって、気象庁以外の民間気象会社が、一般の人に向けて独自の天気予報を発表できるようになりました。

ただし台風の進路予想や警報の発表など、気象庁のみが発表する情報があります。

天気予報が自由化されたことによって、民間気象会社でも独自にそれぞれの見解やAIによる解析を踏まえて予報を出すことができるようになりました。

これが天気予報に違いが出るようになった大きな理由です。

この天気予報の自由化に伴って、都道府県ごとや一日ごとの天気予報だったものが、より詳しい場所や細かい時間での天気予報をテレビやインターネット、アプリなどで見ることができるようになりました。

とってもありがたいですね。

それと同時に、一定の情報にさまざまな見解が踏まえられることで、天気予報がバラバラになることがあるのはやむを得ないかもしれませんね。

観測地点や集めているデータがそれぞれ異なる

天気予報を発表しているところは、独自の気象データを持っている気象予報機関とそのデータをもとに予報を出しているところがあります。

独自の気象データを持っている気象予報機関

1. 気象庁
2. 日本気象協会
3. ウェザーニューズ社

上記に挙げた三機関の予報がおおむね一致している時はわりと当たります。

ウェザーニューズ社以外の民間気象会社はいずれかの気象データをもとに独自の見解を踏まえて天気予報を発表しています。

・yahoo!天気
・マピオン
・goo天気
・nifty天気予報
・NHK     など

気象庁 

気象庁は国の機関
https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/

全国各地20か所(令和5年6月現在)に設置されている気象レーダーによって上空の雨量、雲量を観測・解析しています。

日本は山が多いため、レーダーの設置場所によっては各レーダーの観測可能な範囲が地形の影響を受けやすくなりますが、このことを十分に考慮して、日本の国土のほぼ全域をカバーするようにレーダーが配置されています。

・1日3回予報を出している

・都道府県ごとの天気が確認できる

<br>

安定感のある予報を出してくれそう

日本気象協会 

気象業務を行う日本の一般財団法人
http://tenki.jp/

降水量の観測地点(アメダス)は、約1300か所で、全国の17km四方に1地点の割合で設備されています。

従来の気象庁の観測網だけでは把握できない、局地的な大気現象を監視する目的で整備されたもので、アメダスは、地表で降っている雨の量を直接観測します。

観測で得られたデータは、気象庁内の地域気象センター(通称アメダスセンター)へ10分ごとに集められています。

天気予報の自由化以前は気象庁が発表した予報を伝えるのがメインの仕事でしたが、自由化以降は独自の天気予報を発表できるようになったようです。

・偶数時に予報を見直し
・〇〇市〇〇区の1時間ごとの天気予報が確認できる

長年培われたキャリアがあり、ぶれも比較的少なそう

ウェザーニューズ社 

世界最大の民間気象情報会社
http://weathernews.jp/

世界各国の公的機関の観測データを集めたり、世界各地に13000か所の独自の観測データを持っています。

また、毎日会員から各地の天気の報告があったり、船舶や航空機からの報告もあり、これらのデータと独自AI気象予測システムで高精度の予報を作成しています。

気象庁や日本気象協会と比べるとさまざまな情報を取り入れています。

・10分毎に予報を逐次見直し

独自の見解を踏まえることが多い印象

天気予報の情報提供元

海外の企業が運営しているサイトでは日本の気象特有の情報が盛り込まれないので、かゆいところに手が届かない予報になる傾向にあります。

日本の気象予報会社はそういった特徴を考慮して予報を出しています。

 

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確率のいい天気予報はあるの?

これは場所によって当たっていたり、当たっていなかったりすることがあるのではないでしょうか。

気象庁のサイトでは以下のように書かれていました。

今日や明日の天気予報は、1年間の平均で見てみると、80%以上の確率で当たっています。でも、地域や季節によって、予報しやすい場合と予報のむずかしい場合があります。

気象庁HPより

最近の異常気象やゲリラ豪雨など予測しずらくなっていることもあります。

どのサイトを選んでも長期的に考えればそれほど大きく外すことはないように思います。

自分に合った天気予報アプリを選ぼう

天気予報アプリは情報量・見やすさ・使いやすさ・天気以外の情報などアプリによってさまざまで、同じ条件で比べることはできません。

あくまでも予報なので当たるときも当たらないときもあります。

ですので自分が気に入ったものを使うのもよし、複数で確認するのもよしかなと思います。

まとめ

天気予報アプリによって天気予報が違うのは、

1. 天気予報の自由化により、気象庁以外の民間気象会社が天気予報を独自の見解を踏まえて発表できるようになったから

2. 観測地点や集めているデータが異なるから

でした。

天気というのはリアルタイムのデータや今までの傾向をもとに予測されますが、すべての場所の天気を間違いなく予測することは難しいのです。

年々精度は上がっていますが、的中するまでには至らず、どうしても最後は予報士の経験と判断になります。

観測地点がお住いの地域に近いところにある機関の情報を信じると当たる確率が上がるかもしれませんね。

では、今日の天気予報が当たりますように~

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雑学
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